< 眼球の基本構造図 >



Q1. ドライアイとはどんな病気ですか?
A1.
目の乾き、目が熱い感じ、白目の充血、目の疲れ、ごろごろした感じなどの症状です。
夕方になると、充血がひどくなったり、まばたきが増える人もいます。
涙は、外から入ってくるバイ菌をやっつけたり、ゴミを流し去ったり、黒目(角膜)に栄養を運ぶ働きがあります。
ドライアイは、涙の量が少なくなったり、涙の働きが悪くなって、目の表面に傷ができてしまう病気です。
症状は、涙の量や、目の表面の傷の有無などによって一人一人異なります。
どの程度のドライアイかを眼科医に診察してもらい、どの治療法が最適であるかを判断してもらうことが大切です。



Q2. 白内障とはどんな病気ですか?
A2.
まぶしい、かすんで見える、明るいところで見えにくい、視力の低下などの自覚症状があります。
水晶体が濁ってくると、光がよく通らなくなりこういう症状が出てきます。
加齢が最も多い原因ですが、アトピー性皮膚炎、糖尿病など他の病気からなることもあります。
白内障が進行して、日常生活に不便を感じるようになれば、水晶体の濁りを取る手術を考えます。
点眼薬によって進行を遅らせることができますので、自覚症状を感じたら早く眼科へ行ってください。



Q3. 緑内障とはどんな病気ですか?
A3.
目で見える範囲(視野)が少しずつ狭くなっていきます。
両目で見ていると気づきにくいのですが、片目ずつ見ると、見えていないところに気づくことがあります。
目の中の水の流れが悪くなることによって、視神経が圧迫され、見えなくなる範囲が広がっていきます。
レーザー治療や手術が必要となる前に、点眼薬によって進行を抑えることもできます。
自分では気がつきにくい病気ですから、眼科で検査を受けて、治療を早く始めることが大切です。
40歳を過ぎたら、1年に1回、最低でも3年に1回は定期検査を受けてください。
血縁者に緑内障の患者さんがいる方は特に注意が必要です。



Q4. 飛蚊症とはどんな病気ですか?
A4.
小さな黒い影が、蚊が飛び回っているように、視点を変えるにつれ、動き回って見える症状です。
飛蚊症は硝子体の加齢によるもので、目の機能に問題なく、多くの場合心配ありません。
しかし、失明につながる網膜剥離や眼底出血の症状と同じですから、眼科で検査を受けてください。



Q5. 網膜剥離とはどんな病気ですか?
A5.
飛蚊症のように黒い影が見えたり、目の中に光が見えたりしたら、できるだけ早く眼科医に診てもらってください。
網膜は、カメラのフィルムの働きに相当します。網膜に映った映像は、視神経によって脳へ伝えられます。
この網膜の剥離が進むと失明に至ります。
しかし、早期発見、早期治療によって、失明することが、大変少なくなりました。